韓国の東側、江原道の束草に位置する「束草マリーナベイホテル」。
束草に旅行に行った際に利用した束草マリーナベイホテルを正直にレビューします。
2020年5月にオープンした束草マリーナベイホテルは、青草湖と束草海岸の中間に位置し、海と湖を5分の距離で楽しめる等、恵まれた場所にあります。
「オープンしてそれほど経っていないので、施設がとてもきれいで良い」というレビューを見てこのホテルを選びました。
束草マリーナベイホテル 概要
ホテル名 | Sokcho Marina Bay hotel |
住所(한글) | 강원도 속초시 청초호반로 24 |
住所(英文) | Gangwon-do, Sokcho-si, Cheongchohoban-ro, 24 |
電話番号 | 03-3637-6600 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
駐車場 | あり |
ウェブサイト | 公式サイト |
アクセス
ホテルの位置は、束草市外ターミナルから車で6分、近くにeマート、束草中央市場、有名なムルフェ(お刺身の冷たいスープ)のお店があります。
- 自動車利用⇒カーナビ「마리나베이 속초」で検索!
ルームカテゴリー
スタンダードダブルルーム、オンドルルームからファミリースイートルーム、ロイヤルスイートルームまで多様なルームタイプがあります。
カップルや友達だけでなく家族でも宿泊できる広い部屋もあるので、いろいろな旅の目的で利用できますね。
特級ホテルに区分されますが、実際には家具付きマンションのような雰囲気があります。
- スタンダードダブル / オンドル(23m²)
- スーペリアダブル(28m²)
- スーペリアダブルレイクビュー(25m²)
- デラックスツイン / オンドル(30m²)
- デラックスツインレイクビュー(30m²)
- デラックスファミリーツイン(30m²)
- ファミリーロイヤルスイートプール(76m²)
束草マリーナベイホテルにはオーシャンビューとシティビューがあり、オーシャンビューの方が価格が高くなりますが、正直建物に遮られてあまり良い景色ではないので、追加料金を払ってまでオーシャンビューにする必要はないように思います。
束草マリーナベイホテル 外観&フロント
ホテルの外観は少し変わったデザインで近くまで行くと目を引きます。
入り口の所にコンビニのGS25があり、一階にも車を数台停められるスペースがあります。
駐車場は地下1階と2階に最大250台まで駐車可能ですが、ホテルの部屋数に対して駐車スペースが少ないのか、遅い時間になると停める場所を探すのが大変でした。
ホテル地下駐車場に駐車してエレベーターでロビー階に上がります。
季節ごとにイベントもやっているようです。
この時は2月だったのでバレンタインイベントでした。
後ろにクリスマスツリーもあるのは韓国らしい(笑)
束草マリーナベイホテル 客室
スタンダードダブル
ホテルにしてはめずらしく入り口で靴を脱ぐスタイルでした。
使い捨てのスリッパが用意されています。ペラペラの薄いタイプですが、あるだけで便利です。
入ってすぐのところにクローゼットがあります。
キッチン&ベッドルーム
簡単なキッチンもありますが、電気が通っていないようでIHコンロは使えませんでした。
そのためか、マグカップやマルチフォークは準備されていましたが、料理に使用するような鍋や皿といったものはありませんでした。
シンク台はきちんと水が出ます。
部屋にシンク台があるのは、ちょっと手を洗ったりするのにも使えて便利で良かったです。
洗濯機もあるので、夏であればプールや海で泳いだ後に水着を洗うのに利用できそうです。
洗剤はないので用意する必要がありますが、近くにマートもあるので現地で購入してもいいと思います。
また、冷蔵庫がとても大きいです。
一般家庭用かな?というくらい冷凍室も十分な容量のあるタイプでした。
市場でお刺身等買ってきて部屋で食べてもいいですね。
寝具類やバスルームは清潔な状態でした。
やはり新しいホテルは水回りもきれいです。
ビューはシティービューだったので特に良くも悪くもなかったのですが、窓際に小さなテーブルと椅子があり、夜食をいただくのにはピッタリです。
テレビも大きいサイズが設置されていました。
壁に掛けられた目を引くアートはマーク・ロスコのアートフレームだそうです。
部屋の広さは正直言ってあまり広くないです。
機内持ち込み用のキャリアケースであればギリギリ広げられますが、それよりも大きなサイズだと難しそうです。
シャワールーム(トイレ&お風呂)
バスルームはトイレとシャワーまでは普通ですが、浴槽が特徴的です。
なんと全室半身浴用の浴槽!私はホテルでこのタイプの浴槽は初めてでした。
半身浴用なのでサイズが小さいです。
地下700m深層水を汲み上げた海水を利用しているので、肌や美容に良い成分が多量に含有されているようです。
歯を磨いてもなんだか口の中が気持ち悪い…
半身浴用の水だけでなく、普通の水道水の方にも多少海水が混ざっているのかもしれません。
アメニティ
タオルや歯ブラシ、ドライヤーはお部屋に用意されていますが、カミソリやクシ等のホテルでよく見る使い捨てのアメニティはありません。
シャンプーやボディーソープが備え付けタイプだったので利用しなかったのですが、イタリア製のものだったようなので使ってみればよかったと少し後悔しています。
ネット環境やコンセントについて
お部屋には無料Wi-fiがあります。
部屋番号がIDで、特にパスワードは必要ありませんでした。
通信速度も特に問題なく使えます。
束草マリーナベイホテル 館内施設
レストラン「海松」
束草マリーナベイホテルは朝食バイキングが有名らしいので、私達も利用しました。
朝食付きのパッケージでない場合にも、特に事前の予約は必要なく、当日朝食会場の入り口で代金を支払えば利用できます。
- 利用料金(割引価格):大人11,000ウォン / 小人8,000ウォン
通常価格:大人18,900ウォン / 小人10,000ウォンとありますが、普段から割引してそうな雰囲気です。
- 営業時間:8:00~10:00(入店は9:30まで)
- 場所:B1階
行ってみると料理があまり残っていなくて、遅めに来たからかな…と残念に思っていましたが、後からきちんと補充されて安心しました。ちょうどタイミングが悪かったようです。
サラダにソーセージ類、スクランブルエッグにパン、ご飯…と、価格を考えると、まずまずの品揃えでした。
パンオショコラのようなチョコレートが練り込まれたパイ生地状のパンが美味しかったです。
韓国式ちゃんぽん麺はその場で調理してくれます。
辛そうだったので私は遠慮しましたが、家族はそれぞれ一杯ずついただいてなかなか美味しかったそうです。
洋食メインといった品揃えだったので、私と夫はモリモリ食べましたが(笑)義両親には不評だったようです。
「江原道の郷土料理も並んでいて独特だ」といった内容の口コミを見ましたが、私が行ったときにはそういった料理は見当たりませんでした。
朝食ビュッフェに関しては、割引された価格であれば妥当な質だと思います。
もし、今後正規の金額に引き上げられるようであれば、正直こちらのレストランは利用しないで外で食べます。
野外プール
フロントの横から野外プールに出られます。
- 利用時間:15:00~21:00
- 利用料金:大人30,000ウォン / 小人21,000ウォン
(宿泊客は30%割引適用)
冬の時期だったので利用しませんでしたが、クラブミュージックが流れる華やかな空間でした。
あまり広くはありませんが、夏であればぜひ利用したいです。
プールを眺めながらビールやおでんを楽しめるアーバンアクアバーは、
金・土曜日 17:00~21:00のみ営業するようです。
ルーフトップ
屋上にあるルーフトップには行けなかったのですが、眺めが良くフォトゾーンもあるようです。
夜であれば青草湖に反射する夜景も楽しめそうですね。
束草マリーナベイホテル 周辺情報
実はチェックイン時間よりも30分以上早く到着してしまったので、ホテルの周りも探索してみました。
少し歩くとすぐに青草湖沿いの遊歩道に出ます。
大きな魚が泳いでいるのがはっきりと見えるほど透明度の高い水。
普段、韓国の西側の海に行くことが多いので、東側はこんなにきれいなのかと毎回感動します。
水面に浮かぶカモが潜って魚を獲っているところまで見られました。
束草マリーナベイホテル まとめ
江原道旅行で利用した束草マリーナベイホテルをご紹介しました。
束草マリーナベイホテルへ宿泊をお考えの方の参考になれば幸いです。