2020年10月にWordpressでブログを開始してから、わいひらさんの開発した無料テーマ「Cocoon」を利用させてもらっていました。
デザインのカスタマイズも色々と設定して、ある程度は満足していたのですが、やはりどうしても有料テーマへの憧れが消えない!
特に有名アフィリエイターのひつじさんとプログラマーの赤石カズヤさんが共同開発したテーマ「JIN」のブログデザインがとにかく素敵!
…ということで、ついに「JIN」に乗り換えました!
これからテーマの乗り換えについて良いところも悪いところも色々と上げますが、結論を言うと現在は変更したことに満足しています。
以前の私と同じようにWordpressテーマ「JIN」の購入検討している人に少しでも参考になれば嬉しいです。
Cocoon⇒JINへテーマ変更
変更した経緯
いつかは有料テーマにしたい願望があった
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Cocoonの機能に満足しているものの、トップページのデザイン性には限界を感じていた、どこか野暮ったさが抜けない
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希望のデザインはかっこいいよりも「かわいい」
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CSS等の難しいカスタマイズは出来ない、「JIN」か「SANGO」で迷う
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いつも拝見しているブロガーさんが「JIN」を使っている
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「JIN」のデモ一覧(公式サイト)に理想のスタイルがある
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「JIN」にしよう!!
こんな経緯で「JIN」の導入にいたりました。
ConoHa WINGからお得に購入
✓ 変更手続き自体はとっても簡単!
私はConoHa WINGのサーバーを利用していて、提携テーマであるJINは簡単に・しかも割引価格で導入出来ました。
通常料金14,800円⇒WINGパックとセット利用で12,955円に!
テーマインポート後は基本の設定さえしてしまえばそれなりにデザインが整うので、すぐに記事を書き出すことができます。
テーマ変更の注意点
✓ リライト作業が大変!
これは「JIN」に限ったことではありませんが、テーマごとに使える記事内の機能が違うので「Cocoon」で使っていた機能が「JIN」に対応していない場合、その部分のデザインが崩れるんです。
覚悟はしていたものの、「JIN」に変更して記事のデザインが崩れているのを見た時は愕然としました。
特に「Cocoon」で使用していた吹き出しやボックスはすべて崩れていたので貼り直し作業が必要でした。ブロックの装飾機能を多用している人は特に修正箇所が増えます。
私の場合、「Cocoon」で80記事以上アップしている状態だったので、導入から約5日間はデザインの修正に追われましたね。
あまりの大変さに途中何度か「Cocoon」に戻したくなりました。
テーマ変更する場合はこのリライト作業が必ず必要になるので、気になっているテーマがあれば記事数が増える前に変更することを強く強くオススメします。
記事が多いとほんっと~~に苦労します!
30記事以上ある人で変更を検討している人は、リライト作業を最後までやり切れるか、よく考えてから乗り換えた方が良いです。
✓ アナリティクスで二重カウントされる
JINでは「HTMLタグ設定」にアナリティクスのタグを登録することが推奨されているので、その際に「All in One SEO Pack」のタグは外しておきましょう!
私は知らずにそのままタグを追加してしまい、直帰率がガクッと落ちたので焦って原因を探したところ、二重カウントになっていました。
JINを使ってみて
「JIN」を2ヶ月ほど使ってみて良い点も悪い点も見えたので、これから導入する人の判断材料の一つとして見てもらえたらと思います。
変更して良かった点
- デザインがおしゃれ
- 一時的にアクセス減少⇒その後アクセスアップ!
1.デザインがおしゃれ
そもそもデザインに惹かれて「JIN」に変更したので、デザイン性は大満足です!
あれこれと操作しなくても、デモ一覧にあるスタイルをインポートして「着せ替える」だけで、おしゃれなウェブサイトに仕上がります。
特に、ヘッダー下に表示されるピックアップコンテンツのおかげでカテゴリーページへの流入が増え回遊率が上がりました。
エディターの細かなデザインの設定も可能で、解説ボックスの色や見出しのデザインなど、「外観<カスタマイズ」からすべて自分好みに変更できます。
サイト全体の色味を統一させたり、逆にカラフルにしてみたり、簡単に好みの見た目に!
2.一時的にアクセス減少⇒その後アクセスアップ!
正直最初はめちゃくちゃ焦ったんですが、「JIN」にテーマを変更した途端、アクセスがそれまでの3分の1ほどに減ってしまったんです。
慌ててインターネットで調べると、テーマを変えてすぐは、内部SEOの仕様が変わって検索で上位表示されなくなることがあるそうなんですが、私の場合10日ほど経ってもアクセスが戻らない。
人によっては数日で戻ったなんて記事もあれば、逆にすごくアクセスが増えたなんて記事もある中、自分のようにアクセスが下がったままという記事が見当たらなかったのでものすごく焦りました。
ただ、3週間ほど経つと段々とアクセスが戻ってきて、テーマを変更してから2ヶ月経った現在は変更前の約2倍ほどに増えました!本当に良かった~~~
変更して悪かった点
- CocoonにあってJINにない機能がある
- 情報の取得がしづらい
1.CocoonにあってJINにない機能
「JIN」に変更してから「Cocoon」がいかにオールマイティで優秀なテーマであったかを身を持って実感しました。無料のクオリティーじゃないですよ。
「Cocoon」にはあったのに「JIN」では対応していない機能は、新たにプラグインを入れたり、諦めたものもあります。
特に私が不便に感じた点をまとめると…
✓ 目次はプラグインが必要
⇒記事内に目次が自動で作成されないので、プラグイン「Rich Table of Contents」を入れました。
✓ 投稿一覧画面でPVの確認ができない
「Cocoon」では投稿一覧画面で、記事ごとに当日・週間・月間・累計のPV数が自動で表示されていました。
Googleのアナリティクスやサーチコンソールを使えば詳細な解析はできますが、リライトする記事を選ぶ際にぱっと見られるPV数表示は重宝していたので残念です。
⇒プラグイン「WP-PostViews」を入れました。累計の閲覧数のみ表示。
✓ 囲みボタン(CVボタン)の設置が面倒
「Cocoon」では囲みボタンブロックで簡単にアフィリエイトリンクボタンが設置出来ましたが、「JIN」ではボタンブロックはあるものの、そのままアフィリエイトコードを登録する事ができないんです。
⇒毎回カスタムHTMLブロックで入力しています。
✓ 吹き出しの設置が面倒
「Cocoon」では事前に数種類を登録しておいて選ぶだけで使用出来ましたが、「JIN」では毎回、画像・名前を入れる手間が発生。
プラグインで解決できるようですが、私はあまりプラグインを増やしたくないので画像検索~の作業を毎回やっています。結構面倒です。
✓ ブログカードのラベルが「あわせて読みたい」しか表示できない
「Cocoon」ではブログカードのラベルを「関連記事」や「人気記事」など、数種類から選んで表示出来たのですが、「JIN」では「あわせて読みたい」のみです。
状況に合わせて変更できないのは不便さがあります。
✓ マーカーの種類が少ない
「Cocoon」ではマーカーのカラーを3色から選べ、太さも選択出来ましたが、「JIN」では「外観<カスタマイズ」で設定した2種類しか使えません。もちろんCSS等をいじれば増やせるんでしょうが…
2.情報の取得がしづらい
「Cocoon」の時には、何か不具合が起きた時や知りたいカスタム方法など、ネット上で簡単に情報を探せました。
おかげさまでCSSの知識が皆無の私でも、それなりのデザインに出来たんです。
「JIN」も人気のテーマなのでユーザーは多いはずなんですが、「Cocoon」に比べると自分がピンポイントで知りたい情報の答えがなかなか見つけられません。
公式のマニュアルもありますが、ちょっと物足りない感じ。
簡潔にまとまっているので見やすいのは見やすいんですが「そこまでは分かってるんだよ~その先が知りたいの~」ってことや、自分の状況にあった知りたい内容が見つからないことが多いように感じます。
※購入者専用のフォーラムから直接開発者に質問することも出来ます…が、毎日大量に質問が投げかけられているようなので、答えてもらうまでに時間がかかりそうです。
まとめ
冒頭でも申し上げましたが、私はテーマを「JIN」に変えて満足しています。
ブログ全体に統一性を持たせられましたし、トップページのデザインには特に大満足です!
CSS初心者の私には到底作れないデザインですし、デザインが整うとブログ運営のモチベーションが違います。
何より、ブログ運営をしていて大切なPV数も伸びました。
ただ、最後に率直な感想をまとめると、無料テーマの「Cocoon」でも十分だったかな、ということ。
乗り換えてから改めて、Cocoonには便利な機能がすごく多かったのだな、と気づかされました。
無料テーマであそこまでサポートされていたのは本当に驚きです。
「デザイン性・操作性のメリット」と「変更後のリライト作業・慣れ親しんだ機能がなくなるデメリット」を天秤にかけた時に、ご自身の気持ちがどちらに傾くかでテーマの変更をするか・しないかを選ばれるといいと思います。
- 有料テーマにしようと決心した場合は早めに導入すること!
- ある程度記事数が増えている人は、変更後のリライト作業のことも考えて変更しましょう。