チェジュ島の南部、中文観光団地の中にある天帝淵瀑布(천제연폭포)に行ってきました!
天帝淵瀑布は三段の滝で形成されており、周辺には韓国では希少な松葉蘭などのシダ植物や、常緑樹、蔓植物、低木類が生い茂っています。
天帝淵瀑布 基本情報
アクセス
- 住所:제주 서귀포시 천제연로 132 천제연폭포관리소
チェジュ国際空港からのアクセス
- タクシー利用⇒約50分 34,000ウォン
- 自動車利用⇒カーナビ「천제연폭포」で検索!
第一券売所側には広い駐車場があります。
開館時間・入場料金
- 開館時間 9:00~18:00
※日没時間によって変動あり - 入場料金
一般 | 2,500ウォン(25歳以上) |
青少年・子供 | 1,350ウォン(6歳未満 無料) |
天帝淵瀑布 見学時の注意点
✓見学には往復で約30~40分かかります。
- 第一券売所~第一の滝まで 200m
- 第一の滝~第二の滝まで 500m
- 第二の滝~第三の滝まで 1,000m
道は全て遊歩道として整備されているので歩きやすいのですが、滝を見るためには階段を登り降りしなければならないので、ご高齢の方や小さなお子様は大変かもしれません。
✓入場してしまうとトイレがありませんので、駐車場で済ませてから行きましょう。
✓足元が滑りやすいので歩きやすい靴を履いて行きましょう!
✓水分補給のためのドリンクを持っていくことをオススメします。
天帝淵瀑布 見どころ
券売所からすぐのところに検票所があるので、購入したチケットを確認してもらいます。
そこから右側に進むと第一、二の滝、左側に進むと第三の滝があります。
第一の滝と第二の滝は距離も近く比較的行きやすい場所にあるのですが、第三の滝は距離も離れていて階段も多く、第二の滝からの道中に出口があるため、第三の滝までは行かない人も多いようです。
私達は初めて訪れたので第三の滝まで見ましたが、行った感想としては第三の滝は第二の滝と比べて迫力もないですし、かなり体力も使うので第三の滝まで行かない人が多いというのも納得です。
第一の滝
滝といえば、常に水が流れ落ちているものを想像しますが、天帝淵瀑布の第一の滝は大雨の時にのみ現れる幻の滝です。
私達が行った時にも、前日大雨だったので期待したのですが、滝の姿はありませんでした。
しかし、個人的には第一の滝の景観が最も美しいと感じました。
池を囲む岩壁の柱状節理(冷えていく溶岩が縮む時に五角形や六角形の柱状の割れ目になったもの)とその岩壁が青い水面に映る様が神秘的です。
写真で見るよりも池の水は透明度が高く美しかったです。
また、第二、第三の滝は展望スペースが上にあるので、第一の滝のみ水に触れる事ができます。(危ないので池に入るのは禁止されています。)
第二の滝
第二の滝に向かう途中、右側を見ると木々の間から第二の滝口がちらりと見えます。
階段を降りていくと広く作られた展望デッキがあり、青い常緑樹の間から水墨画を描くように悠然と流れ落ちる滝を正面から鑑賞できます。
滝の流れ落ちる音を聞きながら、マイナスイオンを浴びているとヒーリング効果と涼しさを感じられます。
仙臨橋
第三の滝に向かう途中には、天女橋(선녀다리)と呼ばれる「仙臨橋(선임교)」があります。
白いアーチ型の橋の中央まで行くと、ものすごく高い場所にこの橋があることが分かります。
下には先ほど見ていた滝から続く渓谷が見え、遠くまで生い茂る木々とその先にある海を眺めると、深い山の中にいるような雰囲気を味わえ、美味しい空気に疲れも和らぎます。
橋を渡った向こう側からは第二の滝を違ったアングルで見ることができます。
第三の滝
多くの階段を下っていくと、絶壁から涼しげに流れ落ちる滝を見ることができます。
第二の滝と比べると、展望スペースが滝から離れているせいか、こぢんまりとした雰囲気です。
天帝淵瀑布 まとめ
天帝淵瀑布の3つの滝を巡ってきました。
道中は階段が多く、若干トレッキングのような辛さもありますが、天帝淵瀑布でしか見られない景色や植物がたくさんあるので、是非訪れて欲しい場所です。
今回、第一の滝の流れ落ちる姿を見られなかったので、チェジュ旅行で大雨が降った時には再チャレンジしたいです。